地域が持つ価値とは?
街を見つめ直し
新しい未来を共に考える
私たちの住む森町は今、新しい挑戦を始めています。
高校の存続、自然と共生する持続可能な仕事、新しい価値を創造する働き方——
これらはすべて、地域が自らの魅力を見つめ直し、次の世代へと引き継ぐための重要なテーマです。
このイベントでは、地域の未来を形作るための3つのセッションを通じて、住民が地域に誇りを持ち、次世代のために何ができるかを考えます。
高校を中心とした新しい学びの形、地域を応援するファンづくりの方法、そして日常に隠れた地域の本当の魅力を発見するヒントを、一緒に探しましょう。
展示 「つくるベアー」
パネルディスカッションの他にも展示コーナーなどがあります。 詳しくは↓
セッション1
街に学校が無くなる日?
学校、特に高校は、学生が学び、夢を描くだけではなく、学生が大人の視点で地域を知り、つながりを育むことができる大切な場です。高校の存在は単なる教育の場を超え、地域全体の活力や未来を支える大切な基盤であるといえます。その高校が存続の危機に直面しています。
しかし、私たちには新しい未来を描くチャンスがあります。学校を地域全体の学びの中心として進化させるだけでなく、学生たちが社会で生き抜くための未来のスキルを身につける場に変えることができるのです。
このセッションでは、高校の存続と学生たちの未来の可能性を広げるために何ができるかを一緒に考えます。地域の知恵を集め、デジタルを活用した新しい学びの形を探求し、学生たちの夢と地域の未来を共に創り上げましょう。
セッション2
お金を使ってもらうって
どう言うことだろう
森町は一次産業が盛んで、加工品を含めたさまざまな商品を生み出してきました。しかし、これまでの「多く作り、多く売る」やり方がこれからも通用するとは限りません。資源や環境の制約が厳しくなる中で、持続可能な方法を見つける必要があります。
これからの森町に求められるのは、単に物を売るだけでなく、町そのものを知り、共感し、応援してくれる「ファン」を増やすことです。人はどのような価値にお金を払うのか?どのように森町を知ってもらうのか?クラウドファンディングなどの成功事例も参考にしながら、森町の未来を支える「新しい価値の伝え方」を一緒に考えていきましょう。
セッション3
魅力という幻想
住民が口ぐちに言う
「自然が魅力」とは一体何か
「自然が魅力だよね」と、多くの住民が森町の良さとして挙げる言葉。その一方で、「森町には何もない」と口にすることも少なくありません。このギャップの中に、私たちはどんな本当の「魅力」を見出すことができるのでしょうか?
日々目にする駒ヶ岳や内浦湾の美しさ、それが作り出す体験や風景。それは単なる自然ではなく、外部の人々にとって特別な価値を秘めているのかもしれません。このセッションでは、外部からの視点も交えながら、住民が語る「自然」という言葉の本質を掘り下げ、地域が持つ真の魅力について考えていきます。
展示 「つくるベアー」
「とりあえず作ったものを展示しようぜ!」というゆるい展示コーナー。過去・現在の作品にこだわらず光るもの、動くもの、謎のものなど理解を超えたカオスの世界が広がります。
オニウシ学園中等部?
オニウシはアイヌ語で「樹木の生い茂る場所」を意味し、森町の名前の由来ともされています。
現在は国道5号線沿いにある道の駅がある公園-オニウシ公園-にその名前を残していますが、他にも「オニウシ学園」として古くから実施されている生涯学習事業である高齢者学級、いわゆる諸先輩の学びの場としての名称として利用されています。
私たちがこのイベントを企画した際、本イベント実行委員会の世代を鑑みたところ「だいたい中等部くらい」だろうと言うことと、現在の森町を築き上げてくださっ
た方々へのオマージュとして、非公式オニウシ学園中等部を名乗らせていただいております。
会場へ来る方法
スピンオフ企画